外壁・屋根・塗装
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住宅の外壁・屋根・塗装のメンテナンスは建物の寿命を延ばすのにとても大切です。
昔の家は軒が長く、通気性が良かったため、100年でも寿命があると言われていましたが、今の家は軒が短く雨が当たりやすいつくりとなっており、経年劣化による雨漏りや塗装割れをしてしまう恐れがあります。
そのため、定期的に確認し塗り替えなどのメンテナンスが必要となります。
メンテナンスをするタイミングについてですが
「◯年経ったら塗装をしないとだめ」というわけではありません。
4~5年または、10年が塗り時だという話もありますが、大切なのは早めの対応をして大きな劣化を防ぐことです。
壁のひび割れや塗装の膜が劣化することで壁の内側に雨水が入り込み、下地である柱を腐らせてしまうといった事態になることが、
ここでいう「大きな劣化」です。
この状況までなってしまうと、湿気を含んだ材木がシロアリを呼ぶ可能性もあり、塗装だけでは対応しきれず修繕の料金や期間も大幅に変わってきます。
外壁・屋根・塗装には、こうした雨漏りによる二次的被害の誘発を阻止する役目があります。
塗り替えサイン
このような症状が現れ始めたら、お早めにご相談ください。
1.ひび割れ
幅が0.2mm以上あると漏水の恐れがあります。
2.目地割れ
ボードとボードのつなぎ目のコーキング剤が硬化し、割れが生じます。
3.屋根の色あせ
白く見えだすと塗料が剥がれて、防水性がなくなり、屋根材が傷みます。
4.壁の色あせ
壁に触ると白い粉がつきます。塗料の寿命が尽きる兆候です。
5.カビ・藻
北面や日当たりが悪い所に発生します。健康にも良くありません。
塗料は大きく分けて6種類
1.アクリル樹脂塗料
安価で一般の方が使う塗料です。ホームセンターで売っているものは大体これ!
2.ウレタン樹脂塗料
一般的に付帯物(雨戸、雨どい、水切りなど)に使用する塗料です。
3.シリコン樹脂塗料
外壁、屋根の塗装に多く使われる塗料。金額と対応年数が一番あっている塗料です。
4.ラジカルシリコン樹脂塗料
シリコンより優れておりフッ素より安い、今注目の塗料!!
5.フッ素樹脂塗料
高価で対応年数が長い。今では使用している塗装店も多いです。
6.無機樹脂塗料
高価で対応年数が長い。ガラスなどの無機物の性質をもった塗料。
7.無機フッ素樹脂塗料
高価で対応年数が長い。ガラスなどの無機物の性質とフッ素の性質をもった最高級塗料。
塗料の選定に必要なこと
1.対応年数
これから何回メンテナンスを行うか?対応年数に応じてメンテナンス回数が変わってきます。
2.金額
予算に合わなければメンテナンスを行えません。
現在ではリフォームローンなどもありますが、無理をすることはおすすめいたしません。
3.今後のメンテナンス
昨今では気象状況が変わってきており、災害も増えてきています。
自然災害では保証はきかないため、対応年数が長く高いものを選ぶリスクも増えてきています。
保証について
1.アクリル樹脂塗料
対応年数 5年
保証期間 3年
5.フッ素樹脂塗料
対応年数 15年
保証期間 10年
2.ウレタン樹脂塗料
対応年数 8年
保証期間 4年
3.シリコン樹脂塗料
対応年数 10年
保証期間 5年
4.ラジカルシリコン樹脂塗料
対応年数 14年
保証期間 10年
一緒に行えるメンテナンス
例えば
- 網戸が破れている
- テレビアンテナを撤去したい
- ガラスやサッシの清掃
- 雨どいの清掃
- ベランダの防水が気になる
外壁塗装をする時には足場の設置が必要となります。その際に、足場がないと直せなかったところも一緒にメンテナンスを行いましょう!
その他、足場は関係なくても
- 塀の汚れが気になる
- 害虫が発生している
- お庭をリフォームしたい
- エアコンの清掃をしたい
など、工事をするなら「これも一緒にしたい」があるはずです。一緒に行えば、別々で依頼するよりも費用を抑えられる場合がございます。お気軽にご相談ください。